【ポケモンUSM S14】毒統一〜アゴペンバレルベトン軸〜【最高最終2004】
お久しぶりです総統です。
シングルレートS14 お疲れ様でした。
今期は前回の自己ベスト1841を大幅に更新できましたので報告します。
毒統一レート2000達成しました!!!!!
【構築経緯】
といった高耐久地面タイプをPT単位で猛烈に誘うので、カウンターとして剣舞ミズZを軸にした。やを倒すだけならミズZも有効だがスカーフに一方的に倒されることを考えると、地面等倍で物理防御がそこそこあるの方が安定すると考えた。
次にの相方として決まったのはスカーフ。が剣舞しても倒せないやに起点にされた時の保険になる。
そして、エスパー技無効枠かつ裏のエースとしてのろい小さくなるが決まった。
後は地面技や上記のポケモンに強いやに後投げが効くHBを続投した。
ここまでがPTの固定メンツで残りの枠は環境や使用感によって使い分けていた。
最終的には上記では対処しきれない天敵のへの対策として控えめ、同じく軸への削りやのストッパーとして襷を採用して最後まで駆け抜けた。
【個別紹介】
性格:ひかえめ
特性:ビーストブースト
技:流星群 ヘドロウェーブ 火炎放射 竜の波動
努力値:CS252 余りD
実数値:148-×-93-196-94-173
積みストッパーにしてエース。
による全抜きを防ぐ。
ボルチェンで逃げようとするを奇襲して数的有利を取れることも。
今期は特に対面で居座るが多く、数多くのEASY WINを運んできてくれた。
龍Z型にわるだくみを積まれたら崩壊するから突っ張ってくるんだと思うが、逆にこっちがへの交代読みでヘドロウェーブを押したら負けていたから肝を冷やしていた。
いわゆる共有パのH228D140振りを流星群(130-154)と龍の波動(85-102)でピンチベリーを食わせずに落とせるのも心強い。
炎技については大文字の火力は魅力的だったが、に対して取れる勝利を確実につかむ火炎放射にして正解だったと感じた。
ペンドラー@ミズZ
性格:ようき
特性:かそく
技:地震 岩雪崩 アクアテール 剣の舞
努力値:AS252 余りB
実数値:135-152-110-×-89-180
毒統一永遠の宿敵地面タイプを軒並みワンパンする英雄。
剣の舞前提の火力だが、特化すら93.7%の超高乱数1発で飛ばすことができる。
にはステルスロックから入られることが多く、剣の舞をあわせればほぼ無償で突破できる。
後ろのが積みにやってきても、岩雪崩と加速のおかげで2舞以上させる余裕を与えないため、後ろのスカーフで美味しくいただける。
陽気なのは最速をカモにするため。耐久振りには怯みを引けなければごめんなさいするしかない。
地震の枠は馬鹿力と交換しながら使っていた。
地震→など
馬鹿力→など
どちらも重い相手に刺さるため決めがたいが、剣の舞からの抜き性能の維持や馬鹿力を撃ちたい相手への別の処理ルートがあると判断した結果、最後は地震を選んだ。
そして、なんとシーズン中一度も技を外さなかった。紛れもなく英雄。
ゲンガー@メガ石
性格:ひかえめ
特性:のろわれボディ→かげふみ
努力値:CS252 余りB
実数値(メガ後):135-×-101-244-115-182
耐久に厚い&思念の頭突き搭載のが激増したため、もはやを後投げして誤魔化すことができなくなっていた。を投げてもアイヘ怯みで無償突破される事案が多いためを見るには上から殴るしかないと感じた。
かといって無補正252振りシャドボではどうせ耐えられるため、との勝負は捨てて、火力特化の控えめ個体を採用した。
具体的には無補正シャドボを超低乱数6.3%1発に抑えられるを56.2%乱数1発に捉えることができる。
副産物としてほぼ同レベルの耐久を持つH12D4振りのを同じ乱数勝負に持ち込めるのもグッド。
凍える風はへの打点を考えると控えめめざパ氷の火力も捨てがたいが、に素早さ上昇を許すと負けに直結するため、やはり外せなかった。
かつて対策として鬼火の枠をマジカルシャインで運用していたが、スカーフにより重さが軽減されたと感じたため、鬼火に譲れた。
B4振りにより火傷した特化の地震を確定耐えしたり、の積みのサポートになったりするため、非常に有効だった。
ドククラゲ@襷
性格:おくびょう
特性:クリアボディ
技:熱湯 凍える風 アシッドボム ハイドロポンプ
努力値:CS252 余りD
実数値:155-×-85-132-141-167
この枠はで運用していたが、このに変更したところ1700代で停滞していたレートがみるみるうちに上がっていったため、構築の最後の1ピースだったのだろう。
流行の軸に雑に初手から投げて熱湯を撃ち、裏のの圏内に入れる動きが強かった。
それ以外にも高い素早さからアシッドボム、凍える風で相手を弱らせて退場し、後ろので確実に詰めていくルートも大変強力だった。
また、剣の舞持ちに先に展開されると一方的に蹂躙されるため、襷で耐えてドロポンで返り討ちというシンプルな処理ルートを確保したのも大きかった。
技や範囲の関係上、このポケモンを完全に起点にできる方が珍しいため、選出に困ったら頼れる子だと感じた。
ドロポン外しで落とした試合が目立ったが捨て試合として割り切っていた。
実は採用前には、先発性能を高めるためにせっかちでドロポン枠をはたきおとすにした子を運用していたが悲しいことに全く刺さらなかった。
PGLでせっかちを見かけたらその子のことだと思い出してあげて欲しい。
ベトベトン@フィラの実
性格:しんちょう
特性:くいしんぼう
技:はたきおとす のろい 小さくなる リサイクル
努力値:HB252 余りD
実数値:212-125-127-×-133-70
主にのエスパー技の一貫切りとして必須枠。サイクル参加や全抜きもできるため更に必須枠。
持ち前の高い特殊耐久やのろい+回復実のおかげで、2段階上昇の積み技持ち、
火力に厚い地面タイプ・火力特化した龍舞以外は対面から起点にできてしまう恐るべきヘドロ。
小さくなるはのろいを積む際に怖い追加効果や急所の確率を減らす積みの加速装置。
偉大なる先駆者によるこちらの動画を見ていただければその意味がよりわかるはず。
ゲンガーで鬼火する前提だともはや怖いのは剣の舞持ちや積み技Z持ちの特殊エースぐらいに限られるので、このポケモン達が見えたら安易な居座りは禁物。
攻撃技はいくつか候補があるが、サイクルで有利になれたり、今期増えまくった回復実を機能停止できたりするはたきおとすが正解だった。
モロバレル@イアの実
性格:のんき
特性:さいせいりょく
努力値:H244 B252 D12
実数値:220-×-134-105-102-31(最遅)
カプZで木の実発動調整の上で物理防御最硬となるよう振っている。
毒統一における最高級クッション。
特化の地震を2発、特化の剣舞霊Zをしっかり受け止めて木の実を食べる。ってかこの子がいなきゃ無限にに負けてたと思う。毒統一相手に平然と出てくるフェアリー。あいつ強すぎるんだ…。
胞子のおかげでの安易な後出しを許さないが、逆に寝かせた後はいつ飛んできてもおかしくないため、常に起点にされない立ち回りを心がけていた。
2連or3連胞子、居座って削る、あえて胞子を撃たないという択を最速起きの可能性と共に常に考えさせられる奥深いポケモン。
クッションの役割だがタイマン性能は高く、一致弱点やみがわり・挑発持ち以外の相手と幅広く戦える。
削れたの思念を避けてイカサマで倒し、後続のと激流をそのまま倒して3タテ、なんて試合もあった。
【特に重い相手】
・
ご覧の通り対面から倒せる子がいない癖に後ろで受からないのでうまく通されたら簡単にゲームが終わる。
を倒すためにを一時期採用していたが、使いの読みが鋭く見事に調理され続けた。
特にの並びはをに無限にカモられるのでなかなか選出できず一番きつかった。
・
を対面させなければ秒で負ける。
やと組まれてを投げさせられたら初手でそのまま終わった試合がしばしばあった。
・剣舞ハガネZかげうち
で何とかならない唯一の。
かげうちでが縛られるためもう何もできない。
当たらないことで対策としていた。
・みがわり瞑想残飯HD
正直1番重い。なんと素のみがわりがのクリスモを確定耐えして対面から起点にしてくる化け物。
タイプ相性を完全に無視して単純に数値を押し付けられた筆者は悔しさのあまり公衆の面前で鼻血を流し続けた。
【スペシャルサンクス】
毒統一同志のポックルさん、ブロッコさんに型の共有・改善点の出し合いや立ち回り・使用感の相談、モチベの高め合い…などをシーズンを通してさせてもらっていました。
また、ひかえめアーゴヨンはリアルポケだちのおうじくんからお借りしていました。
自分一人だけではここまで到底来られなかったと思います。
この場を借りて最大限の感謝を申し上げます。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。
【最後に】
ORAS時代に毒統一で1300代を彷徨い続けてた自分がレート2000を達成できるとは夢にも思いませんでした。
毒ポケモンが好きで好きでここまでやってきて本当に良かったです。
これからも毒統一を続けて更なる自己ベスト更新を狙っていこうと思いますのでよろしくお願いします!!